スレートPC買ったよ

ということで前回ラストに書いたようにスレートPC買いました。
一週間ほどいじって、詳しめの感想程度は書けるかなと思った結果がこれ。
でもちと長くなりそう。

まずスレートPCっていうのは、簡単に言うとwindowsが動くipadです。
・・・ipadのおかげで説明楽だなあ。

個人的に、「サブ買うならスレートでwinOSで筆圧対応ペンタブ付で」という目標があったのですがそれを満たすのがキタコレわっほい

買ったのはASUS B121
http://shop.asus.co.jp/item/Eee%20Slate%20B121/
ワコムの筆圧対応ペンタブ付。
正確には以前から業務向けで販売してたんですけどヤフオクやら中古やら海外通販やらになってたのが今回値下げして一般向け販売となりました。

それでは以下なんとなく思いついた項目ごとに列挙。

●性能
GPUオンボードなんで3Dとか重い処理とかは不得意だけど普通に使える。

●ペンタブ
精細さはさすがにintuosに負けます。特に最小筆圧。
が、だいぶイケるという印象。
iphoneとかに比べてクリック認識面の大きさ制限が無いのと、ペンなら空中でもカーソル表示が出るので、それだけでも詳細に描ける。
(iphone系のタッチパネルはある程度接触面が太くないとタッチ認識しないので、今出てるスタイラスペンが主に太いものばかりなのはここに起因します。)
てことで後は実力デスネーあひゃー、ということでがんがります。
ただ惜しむらくはペンにサイドボタンが無いこと。
右クリックは長クリックもしくは指二本タッチなので、その他機器と併用するか対応してるボタン付ペンを個別に買うか今迷ってます。

一点、ペンに関する注意事項は液晶保護フィルム。
液晶スペックの12.1インチサイズで買うと「画面サイズギリギリ」なので、画面縁でフィルムの段差ができてペンタブが引っかかる事があります。
少し大きめのサイズ買って、画面外まで余裕もって張るといいのかなあ。
自分はもう買っちゃったのでどうするか。

そうそう、ついでにドライバ周り調べてたら、今のワコムタブレットは最新ドライバで最小筆圧限定突破できるようになってたので、
intuos使ってる人はぜひ更新すると良いと思います。文字認識モードにしてと筆圧詳細設定でGO。

●重量
1.1kgでそこそこ重量はあるので、膝上か付属カバーで斜めに立てかけて使うかんじ。
以前会社でcintiq12とcintiq21使ってテクスチャかいてた時期がありましたが、
スタイル的にはcintiq12と似たような感じですね。
本体も全部統合されてケーブルも外せるので自由度はこっちのが高いし軽いです。(ペン性能は勿論cintiqのがいい)

●ソフト
win7/32bitプリインストール。
win7って意外とタッチとペン入力に対応してるんだななあという印象。
特にペン入力の文字認識とか知らない間にこんなきちんとできてたんだー、とか。

それでもまだ、現状のwin7と一般的なマウス(ペンタブ)+キーボードで操作する前提で作れられたソフト郡を操作するためには
ある程度設定が必要です。
当然ながらこの辺の完成度はマルチタッチ向けに開発されたiOSと関連アプリに分がありますね。

設定でやったこと(今思いつくもの)は
・フォルダ開くのはシングルクリックに設定
・ペンタブは公式サイトから改めてペンタブ用ドライバを落としてインストール。あと筆圧設定ファイルちょっといじった。
・右クリックは二本指、もしくは長押し。長押しの場合winの設定でメニューから時間を短くするの推奨。

・b121では付属キーボードが無いので当然ALTもスペースキーも無い。PSやZB等の操作に何かUIを拡張する手を考えなきゃいけない。
これに関しては
1.ソフトウェアキーボード的に常時表示のUIソフトを使用する
2.iphoneやbluetoothキーボードその他ハードを併用する
の二手が考えられる。
現状1でやってるけど引き続きiphoneのアプリとか探してみてます。iphoneがいい塩梅にbluetoothテンキーみたいになればちょうどいいんだけどなあ。

ちなみに自分はペンタブベースでPSとかZBを主に使う超汎用スケブ、みたいなこと考えて買ったので、bluetoothフルキーボードとかを追加する気はあんまありません。
iphoneサイズくらいの薄いゴムキーボードがあったら裏面左に貼り付けて使ってみたいかなあ。

でもってソフトウェアの場合は
http://39kasen.sakura.ne.jp/rawinputcontroltest/
ここのソフトをベースにPS向けに設定追加して改造したりするとだいぶイイカンジになります。
というかむしろ素で使うのであればこのソフトがキモな感じ。
http://www.youtube.com/watch?v=Z4mmEJTW2kM
こんな感じにフルカスタムしてる人もいるようです。

諸々細かい設定やインストールファイルの取り回しは、いじりやすいメインPCと連携させつつ。

あと3D向け各ソフトに関しては、
とりあえず入れて動いてるのはZB、PSCS4。
SI2013も起動確認。群集サンプル動きました。
ついでに入れたsketchbookdesigner2013がちょっと面白そう。

max2013は起動時にopenGL関連の制限メッセージ出たけど普通に動いた。
motionbuilderはopenGL制限かかった上、なんだかペンとタッチの認識にえらーがある感じ。
mudboxはグラボきちんとしたやつ入れてねって言われて起動すらせず\(^o^)/

主に使うのはPSとZB周りでmax/SIは確認とか軽い検証用とかかなーと思ってますが、
mudboxが動かないのは予想外だった。これはちと残念。グラボ回り探れば動くかもしれないけど・・。
motionbuilderはスレートでは使わないし、まあいっかなー。
用途からしてAEは入れる気もないでござる。

ちなみに付属のartrageってペイントソフトがマルチタッチでキャンバス拡大縮小+回転対応できて面白い。
PSCS4ではできないんだけど、macのトラックパッドのみマルチタッチ対応なのかな?

●感想その他まとめ諸々

ソフトに関する対応/完成度は、今後マルチタッチやスレートを視野に入れて開発してるwin8とその対応バージョンに期待。
今年終盤にはwin8スレートPC色々出るようです。

なので、安定版というかきちんと整備された感じの物が欲しいのであればwin8以降にすると良いかなあ、と。
現状ある種人柱的に環境構築の試行錯誤が必要です。

私自身、今年終盤に出るwin8+対応スレート製品群を待つか、
実験やら何やら諸々込みで今手に入れるかで迷いましたが、
最近なかなか時間が取れず仕事以外が停滞に近いペースで、
それを崩して習得やら何やら加速しないとなーという危機感覚が大きくなり、
ほぼ今年いっぱい待ちに徹するよりも出来るだけ早く手を打つほうを選びました。

スレート自体も面白いですが、全体的な環境含めて今後の方向性見出せたのはよかったかなー。
自宅のwifiとNASさんが本領発揮してまいりました・・!
これを機にもっと自分の環境のネットワーク対応進めよう。
あ、ちなみにクラウドストレージはwindows live mesh使ってます。dropboxのがいーのかなー?

●参考サイト
ほぼ同じ機種なのでep121で検索したほうが情報出てきます。
http://ep121.raindrop.jp/index.html

そして何より・・・速さが足りない!

ラディカルグッドスピード!

てことで最近、個人的にキャッシュ沼に突入したのでカイジばりにHDDにぶっこむ時期が来てしまいました。
容量もさることながら転送速度とかをそれなりに調べないとなあ、今までぜんぜんそこら辺知らなかったし。
と思ったので色々ネットで調べた規格メモー

まずデバイスの帯域幅一覧
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%B9%E5%B8%AF%E5%9F%9F%E5%B9%85%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7

あれ、上のwikiページだとeSATAの数値低くなってる。多分前世代のまま書き換えられてないのかな。
USBと同じようにeSATAでも世代によって速度違うので自分のPCの仕様で左右される、と、
それと、以下wikiとか参考にしてるけど上述のように間違った数字もあるぽいのでご注意を。

さて2011年末現在、ミドルレンジくらいの自分のPCについてる規格は
sATA3(600 MB/s) 内蔵HDD
eSATA3(600 MB/s) 外付けHDD
usb3.0(500 MB/s)
PCIe2.0 *16(8.0GB/s) 拡張ポート
ethernet(125 MB/s) LAN

()内は転送速度。バイト換算の。

一秒8G!PCIeはやー!
ということでPCIに付けられるHDD製品とか無いのかな・・
と思ったらあった。
http://www.ocztechnology.com/ocz-revodrive-hybrid-pci-express-solid-state-drive.html
なるほどマニアック。

結局PCIからHDD繋げるにしても普通のeSATA拡張カードとか通すとeSATAの速度になっちゃうので
PCI接続でinfinibandやらマルチレーンのハイエンドの規格がござるようです。なるほどザ高額\(^o^)/
http://www.oliospec.com/stragecom/review/ml.html

で調べてたら
thunderbolt(1250 MB/s)
っていうそれなりに身近になりそうな可能性のある規格がapple限定で出てたらしい。
そして2012前半にwin対応するとか。
http://www.nikkei.com/tech/trend/article/g=96958A9C93819499E3E7E2E3888DE3E7E2EBE0E2E3E3E2E2E2E2E2E2;p=9694E0E7E2E6E0E2E3E2E2E0E2E0

どれだけ普及するか分からないけどそこそこ手頃そうな高速規格として要チェックやわー

あとはケーブル通した先のHDDにも限界速度があるのでraidしましょうね、と。
実際今のところ規格よりもHDDとかの速度の方がボトルネックぽいので。
軽いキャッシュで済むならSSDとかにしちゃうんだけど、如何せんここはエフェクト冥府魔道。

thunderboltが来年発売予定なら、
とりあえずキャッシュ用として当座は内蔵HDD追加でraid組んで対処しようかな・・。

*追記2012/02/27

やはりPCIe周りに直接接続して転送速度を叩き出すタイプが狙い目のようです。
PCIeのボード上にSSDをraidで積んだり、なんか超凄いドライブ積んだりするiodriveとかあるようですが後者はテラ高額。
個人でやる範囲だとPCIe経由で接続するSSDraidとかなのでしょうか・・。
とりあえずこの辺りなのかなー。
http://www.oliospec.com/item_search/?rootCategoryId=58&childCategoryId=258
後引き続きthunderboltとか含めてちょこちょこ観察しておこうっと。

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googleで日本語と英語検索切り替え

テラ放置の後の小更新!
まあイーと思うんですよ変に大ネタばっかり書こうとか思うと更新滞るし結局書かずに忘れるし。
てことで

普段firefoxでcg系の技術とかに関して検索する時は英語限定でぐぐったりするんですがデフォルトだとgoogleさん要らぬお世話でびみょーに日本語織り交ぜてくるのでめんどくさい。

毎回どこかしかで環境変わるたびにfirefoxの拡張で英語限定と日本語限定検索切り替えできるようにするんだけど、
その都度検索して対応策が違ったりするので今回また同じような拡張を調べて面倒になったのでメモ。

グリースモンキー入れて
http://userscripts.org/scripts/show/69936
このスクリプト入れて対応。今後これで行こうと思います。

あと英単語翻訳についてはアドオン入れてるけどfirefox更新毎に非対応になったりして変わってくのでこれと言えないかなあ。
まあ、「この場合はこれ使え!」って固めないで、
たまにごそっとリセットかけるのも新しい便利なもの見つけられるのでいーかなーと思うんですけどね。
CGソフトも昔見つけた便利な抜け技的手法に固執していつの間にか時代遅れになってたりとかするし。
PC吹っ飛んだりするのも生物が死ぬのも刷新って意味でたまに必要なんですよきっと。
効率的に自己更新し続けられる存在になればいーんだけどそれはもう種とかそういう単位なのかなあ。

2012/03/24
追記!!
google仕様変更で機能消滅したのでこれ
http://blog.kaihatsubu.com/?p=2083
使うことにした!

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