AEのフッテージ置き換えスクリプト更新しましたよん

・プレビュー追加
・複数文字の置き換え対応
・機能追加でUI手入れ
・ツール名も変えちゃった
・その他エラー対処

でこんな感じになりました。
ReplaceFootages

replacefootages

DLはこちらからどぞー
https://docs.google.com/file/d/0B7v0rID2rlrQeDQ4YUw0d01YQUk/edit
更新版をこちらにアップしました。
googledriveにしてみました。
使用/改変ご自由に。ver2改とか出来たら教えてください。私も使いたいから!!!

文字編集したり「reflesh」ボタンを押せば、プレビュー部分に選択したフッテージが表示されます。
ドライブ文字書き換えとかすると更新が重かったりするので、右上のチェックボックスで動的更新オンオフできます。
がしかし、ちょっと回りくどい方法でリスト作ってるので更新の際にチラツキがでます・・。

プレビューの文字色は、
白が元のファイルのまま、文字が見つからないので変更なし。
赤が置き換え先ファイル見つからないエラー
緑が置き換え可能
という表示になってます。

ちなみに動作確認はwin AECS4 AECS6 でしました(UIは4だとちょっとかこわるい)
macでどうなるのとか試してないです^q^

今回@notchmenさんにフィードバックいただき、こんな感じの更新となりました。ありがとうございますm(_ _)m
強制置き換え処理は実力不足で座礁しましたが・・orz

そして相変わらずwebの先人にお世話になりっぱなしです。ありがたやありがたや。
感謝とともに他の方が今後スクリプト作成の際の参考になるよう、自分が主に参照したページを記載しておきます。
hiroshisaitoさんのリファレンス
http://aejsx.hiroshisaito.net/home
takowasabiさんのUI記事
http://d.hatena.ne.jp/Takomaru/20120719/1342689821
curryeggさんの様々な記事
http://curryegg.blog.shinobi.jp/
bry-fulさんのae-usersに投稿された入門記事
http://ae-users.com/jp/author/bry-ful/
ありがとうございますm(_ _)m

そして引き続きバグ報告ご意見ご教授待ってます。(どなたかAEスクリプトのlistboxでItem毎にカラー設定する方法教えてください・・あとフッテージパスのみ置き換えする方法)
kamzigiあっとgmail.com
もしくは@kamzigi迄お願いします。

そして追記でもう一つ!ワンモアシング!!

作ってる途中に知ったんだけど、ダンデライオンさんのオープンソースツールでAEフッテージパス置き換えツールありますやーん!!!!!!!!
http://www.dlas.jp/opencode/
ダンデライオンツールのが多機能なんじゃないでせうか。あひゃーぃ
自分のツールの利点はフッテージ選択の取り回し辺り、かなあ?
良さげなのありましたよー、という事でこちらもぜひお試しください。

3D素材のかさねかた(きそへん

そういえば書いてなかったやーと思ったので自分の備忘録も兼ねてメモ

きそへんって書きつつ間違ってたら超絶恥ずかしいので何か見つけたら神速ツッコミきぼうです。オネガイシマス。

 
maxなりv-rayなりのヘルプに書いてある事+ちょっと解説。
多分どこかのコンポ系サイトにも書いてる気がする。
とりあえずmaxのmentalray要素の文コピペですがv-rayも似たようなかんじ(ヘルプに似たような式が書いてあります)。

 
Beauty = Output Diffuse Direct Illumination + Output Diffuse Indirect Illumination + Output Specular +
Output Reflections + Output Transparency + Output Translucency + Self Illumination
 

なんか画像なのにいきなり式で分かりにくいと感じるかもしれないけど、
実はこれがAEとかの重ね方そのまんまです。
+ は「加算」って意味です。そう、あの加算。そのまんま加算。
全部加算で重ねる。スクリーンじゃないよ加算だよ。
レイヤー加算で重ねていけばBeauty(最終レンダー)と同じになるってことですね。
レイヤーぽく書き直すと

 
最終画像=
Self Illumination (加算)
Output Translucency (加算)
Output Transparency (加算)
Output Reflections (加算)
Output Specular (加算)
Output Diffuse Indirect Illumination (加算)
Output Diffuse Direct Illumination
 

です。
ちなみにレイヤーの順番は加算なので前後しても大丈夫です。基本的には全部加算させればOk

え、同じにならない?アルファのフリンジとかレンジ足りないとかガンマとかですかね多分。そこらへんは省略ですサーセン!ファーイ!パウダー!アーーーー!!
・・ちょっとまってAOはどこよ?
という場合は更に細かいほうをどーぞゴウカンパウダー!

 
Beauty = Level Diffuse * (Raw Diffuse Direct Illumination + (Raw Diffuse
Indirect Illumination * Raw Ambient Occlusion)) +
Level Specular * Raw Specular +
Level Reflections * Raw Reflections +
Level Transparency * Raw Transparency +
Level Translucency * Raw Translucency +
Self Illumination
 

今度は*って何だよ括弧とかあるしもうッアーーーー!!

*はケツじゃなくて×ですね。かけざん、つまり「乗算」。
コンポソフトとかの画像の重ねかたが「計算」で成り立ってるのがちょっと垣間見えてくるんじゃないでしょうか。
()はプリコンポなり何なりして、一旦まとめて画像を重ねて処理した上で、またその他素材と組み合わせてねってことです。

てことで、基本的には
Level~っていうのがマスク素材で、
RAW~っていうのがスペキュラとか反射とかすべての強度全開の素材。
この二つを使ってまずそれぞれの要素素材を作成するってことですね。
(ちなみに、mrやvrayマテリアルには、一定以下のうすーく反射してる所は計算しないで端折るカットオフ~というオプションがついているので、全部出したい場合は調整が必要です。)

ただしこの場合、RAW素材が8bitとかだと計算が狂うので、HDRとかの浮動小数点の素材として書き出す必要があります。
きちんとやる場合はHDRでのコンポが必須なんですね。

ちなみに
Level素材 * Raw素材 = Output素材
なので、HDR使わない(使えない)ならとりあえず基本はOutputベースで組むと良いのではないでしょーか。

AEで重ねる場合は、そのまま上に乗算で載せると下の全レイヤーまで乗算がかかっちゃうので、Level*RAWをプリコンポーズするかLevelをマスクかマットにしてRAWを抜いたりしてください。

で、ここで注意したいのはAO素材。
Raw Diffuse Indirect Illumination * Raw Ambient Occlusion
てことで、式によるとGI素材のマスクとして使うのが本来正しい用法って事なんですが、
つまりAOをきちんと使うならGI前提で使えよってことなんだよ!
な、なんだってー!!

なんかAO使うとくすんじゃうとかいう場合は根本的に重ね方や使い方が間違ってるせいなんですね。
このブログ記事の下のほうにある
http://mentalraytips.blogspot.jp/2008/11/joy-of-little-ambience.html
http://z4p.com/pd/ao-explain.jpg
この画像で説明されてます。
ambient(環境)*Occlusion(遮蔽) = Ambient Occlusion !

といっても、AO自体が正確性というよりはアーティスティックな方向の素材なので、
環境光を強調する素材として使う場合の基本はコレ、という事で、
意図的にくすみや素材の汚れを表現したりする方向性であればその他別の箇所に、ということになるのではないでしょうか。
(V-rayのAOmapがV-ray dirtという名前なのも、環境光ではなくて主に質感のくすみや汚れテクスチャとして使用するから、あえて「dirt」と名前がついているのかな、と思います。)

たぶんみなさま似たような方向性で、コンポの際にキーイングした暗部や影色にAO色付けて重ねたりしてる事も多いのではないでしょうか。
どういった意図で使うかによっても使用する場所が違ってくるので、
上記はあくまで基礎という事で。

共通認識のようにベースがあってそこから発展応用させていけばコンポ構造も分かりやすいですし~。

てことで書いといた。
光学の基本みたいなのも、いつかまとめるべきなのかなあ。各素材とかマテリアルパラメータの由来も分かりやすくなるし。

googleで日本語と英語検索切り替え

テラ放置の後の小更新!
まあイーと思うんですよ変に大ネタばっかり書こうとか思うと更新滞るし結局書かずに忘れるし。
てことで

普段firefoxでcg系の技術とかに関して検索する時は英語限定でぐぐったりするんですがデフォルトだとgoogleさん要らぬお世話でびみょーに日本語織り交ぜてくるのでめんどくさい。

毎回どこかしかで環境変わるたびにfirefoxの拡張で英語限定と日本語限定検索切り替えできるようにするんだけど、
その都度検索して対応策が違ったりするので今回また同じような拡張を調べて面倒になったのでメモ。

グリースモンキー入れて
http://userscripts.org/scripts/show/69936
このスクリプト入れて対応。今後これで行こうと思います。

あと英単語翻訳についてはアドオン入れてるけどfirefox更新毎に非対応になったりして変わってくのでこれと言えないかなあ。
まあ、「この場合はこれ使え!」って固めないで、
たまにごそっとリセットかけるのも新しい便利なもの見つけられるのでいーかなーと思うんですけどね。
CGソフトも昔見つけた便利な抜け技的手法に固執していつの間にか時代遅れになってたりとかするし。
PC吹っ飛んだりするのも生物が死ぬのも刷新って意味でたまに必要なんですよきっと。
効率的に自己更新し続けられる存在になればいーんだけどそれはもう種とかそういう単位なのかなあ。

2012/03/24
追記!!
google仕様変更で機能消滅したのでこれ
http://blog.kaihatsubu.com/?p=2083
使うことにした!

カテゴリー: 未分類 | タグ: , ,

鳥の羽ばたきについて

短い事をtwitterでつぶやいてても後で見失う事が結構あるなーと思ったので
少しblogへの出力を多めに心がけてみましょうの巻。

てことで鳥の羽ばたきについて。
http://www.brendanbody.co.uk/flight_tutorial/index.html
これもちょっと前にTLで知ったチュートリアルなんですが、
最近私がやってる
「後で読むとか、ほったらかしにしてある色んな物をちゃんと消化/整理しましょう超強化月間」
によって今更読んだ次第です。
他にやる事アンジャネーノという感じもありますが、
今やらずにいつやるというのだねというクシャナ的判断により色々読み漁ったりしております。

ほんでもって上のリンクでは鳥の羽ばたきとか飛行について基礎的な事から色々書いてて、
画像とビデオ見るだけでも参考になるので是非とも。
ちなみに筆者はアニマルロジックという会社にてフクロウ主演のCG映画「ガフールの伝説」のリードアニメーターを勤めていた方なので、信用度についてはガチですねコレ・・。

「羽ばたきは基本的に上がる時の方が速い」とか色々書いてあります。
おあう・・正直知らんかったー!!orz
でもハリーポッターのフクロウモーションでも間違えてるようなので、
結構根深い勘違いなんでしょうかね・・。

関連して、
こちらは鳥の羽ばたきをスロー撮影したもののまとめ記事なんですけど、
やはり大抵の鳥の羽ばたきは羽根を上げる時の方が早いみたい。
http://www.frablo.jp/2010/05/16/10-amazing-motion-bird/

ただ、上のチュートリアル読んでくと補足で書いてあるんだけど、
http://www.brendanbody.co.uk/flight_tutorial/bounding.html
ハチドリとか小型の鳥は上下の間隔が同じくらいだったり場合によっては下げる時が速くなったりもするようです。

特にハチドリは、他の鳥が羽根を上げる時は空気抵抗を減らすために畳んで上げる感じなのに対して、
昆虫とかみたいに上下の動きを使って飛ぶらしい。
ググってみたらこんな研究が。
http://www.mypress.jp/v2_writers/miyu_desu/story/?story_id=1094716

うーん、ナルホドザワールド。

・・あ、忘れてたけど前々回のブログでなんかソフトについて書きそうな終わり方してるのにまた全く関係ない話題だコレ。

カテゴリー: 未分類 | タグ: , , ,

最近読んでたページ

シーグラフの論文を読んで解説なさっているページ。ありがたや。
http://d.hatena.ne.jp/etopirika5/

こちらはハリウッドで活躍中のモデラーの方の、プラモデルの制作技法解説ページ。
プラモデルの手法もCGに大いに参考になりますね。
http://www.naritafamily.com/howto/howtoindex.htm

海外のCGアニメーション作品のプリプロとして、2Dアニメーターが書いたリグやアニメーション向けの資料。
デフォルメキャラでもきちんと骨格や筋肉を考慮した稼動範囲を設定してる。
3D2D問わず参考になります。
http://pablonavarro.wordpress.com/category/portfolio/cgi/

特に馬!
四足系は足関節独特ですからね!
あれ、このリグ関節一個足りないよー?
みたいな事になりませんように・・