Genius Party Beyond

ジーニアスパーティー ビヨンド。
六本木ヒルズのオールナイトで見てきた。

・・すさまじい。

そうね、例えてみると
人狼のラストみたいなMG掃射喰らった感じでした。
普段の商業作品の制約の中、悶々としつつも作者達が内面で連綿と練り上げている制作意欲の核の部分。
そんなコアが開放されて、画面から連撃放ってくる感じですよ。
野放しの天才の祭りとはこんなにもすさまじいものなんですね。

上映後のトークでも言ってましたが、
「スタジオ4℃はこれを作るために生まれたと言っていいほどの出来」
「ここ数年”新しいアニメ”というものが出てこずに閉塞感を感じていたけど、一気に打破してくれた。」
というかんじ。

上映終了後、なんかもう色々入り混じって高揚した笑い顔を浮かべて、横に座ってる友人を見たら、同じように笑ってた。
すごいものを見たな俺ら。ってな感じで笑う。
こんな感覚になる映画、今後の人生でも稀有な事だろうなあ。

「映像」「アニメーション」というもの自体が好きであればあるほど感応する類だと思います。
なんかそういうの好きって人にはお勧めです。

・・もしそれ以上に、アニメーションとか映像を自ら追求する気のある人とかだったら、
もうお勧めなんてヌルいレベルじゃない。
見なきゃ駄目だ。劇場で。
今、日本のアニメは変革期に入ろうとしてる所なんですが、
このオムニバスの中身には参考になるいい例が多いと思いますよ。

一作目がアレだったんで不安だって人もいるけど大丈夫。文字通りbeyond。
そういえば押井守監督も見にきてました。

あ、そんでもって抽選会でフィルムつきパンフセットが当たった!
しかし横にいた友人は最後の最後で田中達之のサイン色紙当てやがりましたよ!
なんたることだ・・。

とりあえずブルーレイで買います。もう絶対買う。プレイヤーと一緒に買う。

『Genius Party Beyond』公式ホームページ
『Genius Party Beyond』公式ブログ

カテゴリー: 未分類 | タグ: , ,

やばいCS4やばい

http://www.adobe.com/uk/products/aftereffects/features/?view=topnew

うおおおおおおキたーー
アドビCS4シリーズ発表!
テンションあがるー!
もうご飯3杯はいける!

とりあえずフォトショップの3Dペイント!
うひょあああああい!

after effectsでちょっと詳しい概要はここに。
href=”http://provideocoalition.com/index.php/cmg_blogs/story/after_effects_cs4″>http://provideocoalition.com/index.php/cmg_blogs/story/after_effects_cs4

ビックな更新はとりあえず皆見るだろうからおいといてー・・
細かい所で気になったもの!

・you can save and load AE CS4 projects as text-based XML files
XML保存対応!
CS4以降のバージョン互換性が緩和されるかも!?
現状ではプロジェクトやらスタジオ毎のバージョン差異を揃えるのが面倒ですが、
これでほぼ気兼ねなく最新版使えるようになっていきますかね?

・P2 and XDCAM support, plus support for working with layered HDR ProEXR files
HDRとEXR拡張きたー!レイヤー対応でチャンネル読み込み可能ってことか!
これでやっと32bitワークフローが整えられる!(今まではフリーのEXR読み込みプラグイン使ってました)

やばい、わくわくすぎる!
わくわくさん呼んでこい!

とりあえず日本語での発表も待って詳しく見ましょうかね。

壮大に肩透かし

シーグラフ2008の動向をワクテカして見てたけど、3dsmaxの開発中の新機能紹介ってNDA sessionだったーッ!
壮大に肩透かしくらた・・。
というかちゃんと英語読みなさい自分!
どこかの誰かが概要だけでもレポしてくれるのを待ちますか・・。

結果的にシーグラフではmaxが一番ショボい発表内容になって、ユーザーの葬式ムードがピークになっておりますね。
きっと私も、事前にメジャーアップデートの発表はナシって読んでなかったらガックリしてただろうなあ。
どちらにせよ一年契約の都合上、発表は遅れても春先までには何か出さなきゃいけないから、多少は安心なんだけど、も。
次のアップデート次第でmaxから移行するって人がごっそりいるだろうから、色々詰め込んでる最中なんだ・・と思いたい。

うってかわって、mayaのほうは色々詰め込んできましたね。
autodesk的には
ムービー系→maya
ゲーム、vis系→3dsmax
って住み分ける方針で進むのかなー?

とりあえずmayaのMRアップデートにボリューメトリックの改良がついてたから、
無難にいけば次期maxでもボリューメトリックが改善されると推測して宜しいでしょうか?

3ヒロシマ

昔見た映画で、核エネルギーの単位を「1ヒロシマ、2ヒロシマ」って数えてるのが印象に残っててね・・。

・・で、ヒロシマ国際アニメーションフェスティバルにいてきた。
これで3度目。
行けるとは思って無かったんだけど、色々あって参加できました。

今年はコンペとかで、ロシア作品が目立った。
前回のグランプリがロシアのだったから、ロシアの人達がこぞって参加したんでしょうか?
ほんで、今回のグランプリは山村監督の田舎医者。他は色々。
個人的に好きだった「cracks」って作品が入賞しなかったのがちょっと残念。

やっぱり広島は、オーソドックスなアナログアートアニメ的なものが評価される傾向だなーと感じた。
それはそれでいいんだけども、
本気で実験映像な作品とか、分かりやすいコメディーとかもひっくるめて全部がごちゃまぜだからなあ。
もうちょっと規模を大きくすれば、部門別に分けたりできるんだろうけど・・。
でもフェスティバル自体にちょっと元気がなさげな感じだったからむりぽ。
いや、アニメーションと名のつく全てが一同に会してる感じは好きなんだけどね。

カテゴリー: 未分類 | タグ: , ,

ヒロシマ

行って来ました広島アニメーションフェスティバル。
全体に3D系はもう欧米にもってかれてる感。
学生優秀作品でいいなーと思うCGはこれでもかって言う程
SUPINFOCOMの銘入り。
またですか、みたいな。
日本は2Dで踏ん張るしかないやねーとか言いつつも
セル調は韓国辺りが追い上げかけてきてる。
ヒロシマ賞獲ってるし。
と言ってもまだ原画弱いけど、ネットで日本作画見慣れた世代が育ったらどうなるか分からんとす。

前回に比べて意外と見た事のある作品が多かったのは、
私が普段から探してるせいか、ネット発表が普及してきたせいか・・。
あとルネラルー展でメビウスの原画が展示されてたのが意外な収穫。

で、最後にペトロフ様の新作で涙ちょちょぎれる。
「何?暗部潰してグロウかけてグラデーション重ねて?
HAHAHA、本物の光ってなこういう物ですよ。」
と天上から諭されました。悔い改めます。